太魯閣国家公園(タロコ-こっかこうえん)は台湾の国立公園。総面積は9万2000ヘクタール。行政区画上は花蓮県、台中県、南投県に属している。
公園内の太魯閣渓谷(タロコ渓谷)は、立霧渓が大理石の岩盤を侵食して形成された大渓谷。奇岩怪石と水の美しさゆえ、台湾の中でも特に人気のある観光地である。
「タロコ」の地名は流域の台湾原住民タロコ族の言葉で「連なる山の峰」を指すとも、高名な頭目の名に由来するともいう。
切り立った断崖を過ぎると、河は大きく曲折を繰り返し、壁は険しく、谷は深くなります。それに沿って、道路のカーブを壁を縫うように延々と繰り返すことから、九曲洞と呼ばれるようになりました。見上げれば、見通せる青い空も挟まり、ついには一本の線になることから「一線天」と称されます。対岸の大理石はダークグレイからピュアホワイトに変わり、さまざまな模様が鮮やかになります。沿路、大理石の峡谷、渓流、断層、隧道および植物生態を観賞できます。
長春祠は中横公路の建設工事で殉職した労働者の霊を祭って1958年に建てられた中国宮殿式の建物で、中には仏像が置かれているほか、殉職者の名前を刻んだ大理石の名簿が壁にはめ込まれています。
Taiwan交通部観光局サイト: https://jp.taiwan.net.tw/